ひと足早いクリスマスプレゼント
先週のユンの誕生日、実は嫁さんが応募していた懸賞が当たり、itowerなるスピーカーセットが届いていた。
たいがいクジ運のない我が家、過去最高レベルの大当たりだったのだが、何が問題ってitowerってipod用のスピーカーなのに、ipodを持ってないんですねえ。。
まあ、ひと足早くサンタがやってきたってってことで、今年はインフルエンザにもあたったけど、いい当たりもあるもんだ。
最近はあまりキャンプにも出掛けてないのでたまには本でも読むかと数冊読んでみた。
去年も冬場だけ本を開いた気がするなあ。
というわけで久しぶりの読書記録。
「あの時、バスは止まっていた」 山下洋平
高知で起きた白バイとスクールバスの衝突事故の話。
相棒かなんかのドラマの話かというような内容で、現実に身に降りかかってきたらたまらん。
最近冤罪事件の再審報道とかも見かけるが権力を持った組織ってのは怖い。
何のための組織かを忘れて組織のために人が動くようになるといかんのだろうが、会社と違ってダメになっても倒産するわけでもなく(最近は倒産する自治体も出てきてるけど)、公務員組織ってのはなかなか難物かと。
個々人はいい人でも組織の中にいると気付かないことが多々あるだろうからね、自分も含めて。
「反貧困」 湯浅誠
日本の貧困問題に関しての話で相当売れた本。
去年の暮れあたりから派遣社員の人が相当数失職して社会問題になったが、じゃあ派遣社員をなくせばいいという問題でもないような。
コンクリートから人へとか言ってる首相もいるが、企業なり、社会なり、日本全体なりを取り巻く環境が大きく変わってきている中で、今度どういう国になっていくのかが見えないと、このまま借金増えて首が回らなくなって一部の人を除いて国全体が沈没しそうな気がしてならん。
自分も失業する羽目になったらすべり台を滑り落ちて一家まとめて路頭に迷いかねんし、安心感のある社会になってほしいとは思うんだけど。
「まずは親を超えなさい」 苫米地英人
この著者の本をよく見かけるので一冊ぐらい読んでみるかと思って買ったが、あまり面白くなかったなあ。
まあ、本気で本に書いてあることを考えてやったらごっつい人物になれるんかもしれんけど。
どうしても実現したい目標があるっていう人は使える話なんだろうけど、そういう目標を持つことが一番難しい。。。
「テクノロジストの条件」 P.F.ドラッカー
ビジネス界では超有名らしいドラッカーのはじめて読むシリーズの一つ。
会社で感じるもやっと感の一端がわかったような気になれるような、やっぱりもやっとしたままのような。
話がちょいと難解で一読しただけではすんなり頭に入ってこないところが多々あったためだが、肉体労働者の生産性ではなく非肉体労働者の生産性を上げなければ社会全体の生産性が上がらいというのはそうなんだろうなと。
そこのために個人としてどう対応するかもあるが、これまでの仕組みをどう変えていくかが大きな問題なんだろうなと。
そうは言ってもエンジニアの端くれにとしては組織のせいばかりにもしておれんしなあ。
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