水とベクレル
今朝新聞を開くと田村市の水道水が基準値超え、郡山市も乳児の基準値超えの記事。
なのに県内版の方では郡山市では検出されずの記事。
???どっちが正しいのかわからんので福島県や郡山市のHPを開くが情報なし。
時間がないので会社に行き、とりあえず赤ちゃんのいる同僚に記事の話をする。
しばらくして同僚の奥さんが前日おいてあった店にミネラルウォーターを買いに行くも売り切れとのこと。
まあ、予想されたことではありますが。。
発表されているところ以外の値をしりたくていろいろ探し、厚生労働省の発表にたどりついた。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015uci.html
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000015zyp.html
一応県内の多くの浄水場の検査をしていて、郡山では豊田浄水場の値が高かったということのよう。
表に浄水場の名前がなく、豊田浄水場以外の給水地区も分からないが、数値上は豊田浄水場地区以外の水は大丈夫そう。
飯舘村の値が高いのはなんとなくうなずけるが、空気中の放射線量に大差がないはずなのに他の浄水場の値がばらついている原因が分からず、値の推移も分からないため本当に大丈夫か?という疑念は残る。。
加えて、他の測定結果によると田村市などで水道水中のヨウ素量が基準値を超えていたのは3/18のようで数日前から郡山市の水が汚染されていた可能性も有。
あいかわらず情報の出し方の不親切さ、遅さは否めない。。
で、同じく基準値を超えた東京都は乳児がいる家庭に安全な水を配るとか。
それに対して大人の基準値すら超えているところがある福島県の対応の遅いこと。
ただ直ちに問題はない、安全だとか言っている政府等の対応との違いも明らか。
きっと文部科学省が調べている値以上の測定を東京水道局が行ったのはとの判断だと思われ、他の自治体との姿勢の違いを感じる。
県内の野菜の多くで基準値を超えていることが分かってきたように、きっと測定すれば今よりもっと広い範囲で基準値を超えているものが出てくるのは間違いないだろう。
それに対してホウレンソウだけ食べるわけではいとかいうコメントが出てくる意味がわからない。
ちなみに文部科学省のHPをひらくとトップに放射線関連のモニタリング結果が載っている。
一応全都道府県で一か所は空気と水の測定をしているよう。
http://www.mext.go.jp/
福島県内については福島県のHPの方がまとまっているが、厚生労働省のリンクはリンクするところがずれてるような。。
おかげで行きつくのに手間取ったようなもの。
http://www.pref.fukushima.jp/j/index.htm
話変わって今までシーベルトだった単位が食品になって突然ベクレルに変わった面喰った。
会社でもみなよくわからないという感じ。
なんでこうなるのかと言っても、科学の世界は原子力に限らずこんなんばっかりだが。。
で、分からないながらぐぐってみた感じでは下記の違いらしい。
放射能物質はヨウ素やセシウム、プルトニウム・・・といろいろあってさらにそれぞれからの距離によっても影響度が違うので単位を分けてますという話みたい。
ベクレル~あるものが持っている放射能の強さ
シーベルト~放射能をもつものから出てくる放射線により人が受ける影響の大きさ
で、換算するページがあったので入れてみたところによると本宮市の茎立菜で検出されたヨウ素15000ベクレルとセシウム82000ベクレルだと1708マイクロシーベルト分らしい。
・・・なんか印象としては相当値でかいように感じるんだが大丈夫か?
水の管理値のヨウ素300ベクレルだと6.6マイクロシーベルト・・・下記のページの計算が正しいのかどうかはわからんがあまり気分の良い数値ではない。
http://testpage.jp/m/tool/bq_sv.php?guid=ON
だんだん原発関連の話ばかりになってきてしまった。。
違うことも考えないと。。。
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コメント
なんだか、心配が尽きないよね〜。
我が家はやっと一歳になったばかりなので、
本当に大丈夫なのか?という疑問が付きまとわり。
ほんと、神経が疲れます。
投稿: なのっき | 2011年3月24日 (木) 09時57分
まったくですね。
はやく放射能情報をチェックしなくてよくなるといいのだが。
地震からの復興に向かう以前の問題で神経使う日々から早く解放されたい。。
投稿: モリ | 2011年3月24日 (木) 19時03分